大麻を正しく考える国民会議 -大麻草を検証するサイト 大麻は麻薬ではありません。良質の繊維や油が取れ、医療分野でも活用が期待されています。

バイキング・ザ・ゴールデン 坂上忍×高樹沙耶 石垣島“虹の豆”

バイキング ザ ゴールデン 坂上忍×高樹沙耶 石垣島“虹の豆”

2017年12月29日午後6時放送 
坂上忍

坂上 忍「あなたは推進派たちに都合良く捨て石にされたのだ。」
高樹沙耶「法を犯してしまったことを反省し、今後は大麻の啓蒙活動の第一線から身を引きます。」



大麻問題に関しては、大麻を麻薬であるがごとく取り締まっている点にあります。
海外では臨床試験も進み、大麻の成分が癌、てんかん、多発性硬化症、リウマチ、糖尿病、PTSD、鬱病、認知症など多岐にわたる難病の治療に効果があることが報告されています。
大麻は日本で大きな社会問題になっている医療費の増大を抑制する可能性があるのです。

大麻を使用して逮捕された人たちの中には、健康上の問題で藁にもすがる思いで使用した人たちがたくさんおります。
例えば、山本正光さんは、自己の末期がん治療のために大麻を使用して劇的に症状が改善しましたが、大麻取締法違反で逮捕・起訴されました。彼は憲法で保障された生存権の行使を主張し訴訟を起こしましたが、公判の途中で亡くなりました。

武田邦彦

武田邦彦氏は日本の大麻報道のあり方についてこのように話しています。

全く根拠なく言う人が非常に多い。マスコミが流すものと実際の科学の状態は大きく違います。
大麻が麻薬かどうかという非常に大きな科学的判定がイギリス、アメリカ、WHO調査と過去に4回ありましたが、いずれも、少なくとも酒、コーヒー、タバコと比べて習慣性も精神的な作用も有害であるとは認めていません。
アメリカで非常に公平的に行われたラガーディア委員会の報告では『大麻の長期的使用は肉体的・精神的・道徳的な退行につながらず、なんら有害的な効果は認められない』という結論になっているのです。
日本人で大麻のことを発言されている人の中で、これらの報告書を読んだ人はいないのではないかと思います。

日本では大麻を正しく研究することすら認められていないため、国内の研究機関は大麻の薬効成分(カンナビノイド)とよく似た化合物(合成カンナビノイド)をマウスに投与して、大麻は有害であるという発表をしています。
この件についても、武田邦彦教授は次のように言っています。
「科学者は言い方を十分に注意しなければならない。同量のアルコールをマウスに打ったら死にます。大麻をマウスに打ったら脳神経だけが破壊されたが、アルコールを打ったら死にました、と言わなければならない。
もっと厳しく言えば、カンナビノイドとよく似た合成物質とあるが、化合物というのは1個違っただけで全然違います。」

大麻自体には大した有害性は無いが、大麻を使用することが他の薬物の使用を誘導するための入り口となるというゲートウェイドラッグ理論もありますが、それを言うのならば酒やタバコ、コーヒーになども薬物使用の入口になりうる可能性があります。


医療大麻を議論することは良いが、大麻を使用して逮捕された者が医療大麻を語ってはいけない、という意見があります。
どのような理由があれ大麻を使用することは日本では違法なのだから、法を犯して手を汚した人が綺麗事を言うのは間違っているというわけです。

しかし、法律というのはもともと人間が作ったものですから、それが間違っていたり、現実に即していないということもありえるわけです。
法律と現実とが噛み合っていない場合に、国家が違法行為を黙認している事例があります。
例えば、日本の刑法では賭博が禁止されているにも関わらずパチンコ、パチスロで現金を稼ぐ行為は黙認されています。
さらに、国家が平然と法を犯しているという事例もあります。
日本に自衛隊(警察予備隊)を作る議論が始まった時に、多くの憲法学者が日本国憲法第9条違反だと言っていました。それにも関わらず、日本国は憲法違反の自衛隊を作り、日本の国民もそれを容認してきたのです。


悪法も法なりで、法を犯してはいけないという道徳的な原則はありますが、大麻を使用して大麻に有害性が無かったことを自分の体を実験台にして証明した人たちの体験を無かったことにするのは、人類の進歩という観点においてどうなのでしょうか?
その社会だけに特有的に存在する法律や道徳を守るという観念と、科学の進歩、人類の健康や幸福という問題とは別のものとして議論していかなければならないと思います。

大麻は有害ではなくむしろ健康のために役立つから法改正すべきだという意見もあるわけですから、マスコミが大麻を報道する場合にはそのような意見を平等に扱わなければいけません。
マスコミは大麻で捕まった人たちを十把一絡げにして批判するだけではなく、山本正光さんのような癌患者や高樹沙耶さんのような大麻啓蒙活動家の人たちがどのような思いで大麻を使用し、その結果どうだったのか、つまり本人の体に大麻は害があったのか無かったのかなどについて追跡して、法律論や道徳論だけではない客観的な事実の報道をする責任があるのではないでしょうか。


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