三宅洋平氏に大麻所持疑惑が浮上
三宅洋平氏に大麻所持疑惑が浮上
2017年09月23日更新
大麻合法化推進者の一人でもあったミュージシャンの三宅洋平氏に大麻所持疑惑が浮上し、twitterなどで拡散されている。
元女優の高樹沙耶氏が大麻所持の疑いで逮捕されたのはまだ記憶に新しいが、高樹氏と同じく参議員選挙にも出馬した三宅氏の大麻スキャンダルは、大麻合法化運動に関わる人々には頭の痛い話である。
さらに三宅氏には、自身の政治団体から自分個人に1155万円の資金を移動したとされる疑惑もあり、事態は複雑だ。
三宅洋平氏といえば、著名ミュージシャンであり、SNSを戦略的に活用した選挙戦で名をはせ、昨年の参院選挙では憲法改正の危うさなどを訴えて257,036票を集めたストリート系の政治のカリスマだ。SNSを活用した「選挙フェス」を展開し、大量の若者支持者を街頭に集めてきたその新世代政治家がいま、ある告発者がSNSで発信した “大麻疑惑”に揺れている。
約3カ月前の6月13日。政治団体NAUの主要メンバーであったKゆりさんが三宅氏に関する告発文をフェイスブックに書き込んだ。無論、このときKゆりさんとつながっている三宅氏の支援者がその投稿をシェアするはずもなく、限られた人の目にだけ留まり、情報が拡散することはなかった。しかし9月8日、告発文を発見した者がネット掲示板でスレッドを立て、事態は急変したのだ。
三宅氏は9月14日に、約1万人の支援者がいると言われる自らの政治団体NAUの解散を突然ブログで宣言。いったい何が起きているというのか?
(記事全文: http://tocana.jp/2017/09/post_14562_entry.html )
【TOKAMA 2017年09月23日】
NAUを解散します。
2010年喜納昌吉さんの選挙で初めて応援演説に立ち、2012年山本太郎君の選挙を応援し、自分自身も2013年参院選みどりの党比例代表候補、2016年参院選無所属山本太郎推薦東京選挙区候補として、今この時代に伝えるべきことを伝えるべく全力で国政にチャレンジしてきました。取るものも取り敢えず、時には半年以上家に帰ることもなく、苦手なことにも徹底的に向き合って走り続けて、振り返れば7年の月日が経っていました。選挙の膨大な後処理もほぼ終わった今、自分の人生のフェーズを一つ、区切る時期がきたと感じています。ここからしばらく私、三宅洋平は、音楽とパーマカルチャーの探求を主な命題として、地球と向き合っていく所存です。政治団体「日本アーティスト有意識者会議(NAU)」は、その役割を終えて解散します。
核戦争の危機、環境破壊という愚かしい自傷行為、富の寡占、権力の一極集中といった「文明の幼年期」から人類が卒業するために、これからも各々が健やかに活躍されていくことを祈っています。
YAHMAN
【三宅洋平 オフィシャルブログ「三宅日記」 2017年09月14日】
告発者、Kゆり氏の主張
よくよく考えたんですが、やっぱり書きます。
4月9日のNAU総会に、大麻が持ち込まれました。
遵法精神も、私的なことに口を出す趣味も無いんですけど、政治団体の総会の場で所持をしていたということは、そこに来ていた参加者全員を危険に晒すという意味で問題があると思い、このことを知っているメンバーで話し合いをしました。
当人達は所持を認め、今後も行動を変える気はないし、公にしないように!と忠告されたので、悩みましたが、少なくとも私はそんな危機管理のなっていない政治団体に人は勧誘できないし、黙っているということは、いままでお誘いしてきた人や、協力してくれている人達を騙していることだと感じてしまうので、ここに公開致します。
少なくとも私を含めて12人このことを知っているはずですが、私の知る限り、黙っている人が10人、警察に話した人が1人います。
黙っている10人の中に、武蔵野市議の男性がいらっしゃることも私の中ではかなりモヤモヤしています。その人が「NAUに自分の知り合いは誘えないけど、勧誘は手伝い続けるよ」と言っていたのは、法的にはなんの問題もないかもしれませんが、こういったことの積み重ねが政治不信を生んでいるのでは、と残念でなりません。
問題を認識しているにもかかわらずNAUの活動を続けている10人も、その点では同じだと思います。その人達を裏切りたくないのと同じくらい、私は他の人を騙して危険に晒したくはありません。
逮捕を怖れずに信じた道を進むのも一つの生き方かとは思いますが、何も知らない他人を巻き込んでリスクを負わせたことは、反省して、今後はしない、という流れになってほしかったです。残念。
【2017年6月13日付Facebookより 】
べつに普段は何をしてても知った事ではないんです。むしろそこは関知しない、自由であるべきだと考えています。プライベートを常に監視されていたらそれこそ恐ろしい。
— Kゆり (@Yuri_K_no) 2017年9月5日
今回問題があるのでは?とこちらが言っているのは「政治団体の総会(大麻愛好者以外もいる、公的な場)に持ち込んだこと」です。
べつに、違法な事をやりながらでも法を変えていきたい!逮捕上等!とオープンに活動するなら活動家の一つの形としてはアリだと思うんですよ。
— Kゆり (@Yuri_K_no) 2017年9月5日
でもそれは、政治団体でやる事ではないと思う。選挙の寄付で成り立つ政治団体で、表立っては言わずに、内々に啓蒙活動することなのか、今一度考えて欲しい。
ネット民の反応
三宅洋平氏のNAUが解散。選挙運動中に「この運動は選挙が終わっても続けていく」と発言したのに解散するのは公約違反。その後大麻疑惑で叩かれているがことの真相は私は全くわからない。結果としてどんな問題が合ったにせよ、運動が続かなかったことは残念極まりない。これは本当に残念すぎる。
— 座間宮ガレイ@解散総選挙に専念 (@zamamiyagarei) 2017年9月22日
ラッパーが三宅洋平を支持してたのって「大麻解禁を推進してくれそうだから」だと思うのですが、その是非はともかく、「まさか大麻やってたなんて」という反応はおかしい
— ある種のつぶやき (@niagaraondo) 2017年9月14日
三宅洋平さんが政治活動から引退か。
— Yuji Masataka (@yuji_masataka) 2017年9月15日
まあ気持ちはわかる。お疲れ様でした。
今更、大麻疑惑とか…
これで反旗を翻す人達は、まずは自分の人を見る目の無さを恥じた方がいい。
>RT
— ぱぴこ (@rabbit_apples) 2017年9月16日
三宅洋平氏の大麻疑惑になぜか昭恵さんを絡めるパヨク。
思想が右だろうと左だろうと、それは個人の信条の自由だからかまわないけど、反安倍のためなら平気で思いこみによる誹謗中傷をする人たちなんて、私は支持できない。
参考:大麻の医療活用について
動画で見る医療大麻
医療用大麻推奨派VS反対派 徹底討論
大麻で劇的改善の末期がん患者が逮捕された注目の裁判
医療用大麻に関するQ&A│大麻が科学的に痲薬であると判定されたことは一度もない。(中部大学 武田邦彦)